すべての子どもが生まれながらに持っているセンスオブワンダー、つまり「神秘さや不思議さに目を見はる感性」をそのままに育みたい。「子育て」とは、その感性を共に体験できる貴重な時期です。しかし、子どもの最も近くにいるお母さんは日々の生活に追われ、核家族などの社会的な背景もあり「子育て」に必死になり、時には孤独感に襲われてしまう危険性を秘めています。子どもも、そんなお母さんの影響を受け、子どもらしさを育みきれないこともあるように思うのです。
子どもは大人になるために子ども時代を過ごすのではありません。子ども時代を楽しむために子ども時代を過ごすのです。そして、お母さんは世間で迷惑をかけない子、優秀な子を育てるために子育てをするのではなく、子ども時代を共に楽しむために子育てをするのです。
そのために、お母さんの何気ない日常をjust help(今この瞬間の助けを)することこそが、本来の子育て支援、母親支援だと考えています。
現代の子育てはワンオペと言われる一人の親(多くが母親)に負担がかかるものであり、その大変さが毎日続くことで追い詰められやすいケースも少なくありません。子どもの身近にいるお母さんが孤独感をぬぐい、優しさの体験をすることで、お母さんの心に余裕が生まれ、日々の心震える喜びや感動を子どもと一緒に体験してほしい!そんな思いで活動をしています。